こんにちは
副院長の天沼です。
毎日お食事やおしゃべりのために使用する入れ歯も
ご自身の歯と同じようにお掃除をしなければ歯石がついてしまいます。
食器と同じでたんぱく質の汚れはなかなか落ちにくいので
入れ歯洗浄剤に浸けて毎日洗浄して使用してください。
入れ歯に付着した菌が原因で肺炎など重篤な症状を起こす危険もあります。
眼鏡などを洗浄する超音波洗浄器を併用するとより効率的に落とすことができますよ。
2017年3月18日 カテゴリ:歯の健康ブログ
志津ココロ歯科
副院長の天沼です。
ココロ歯科では、毎週持ち回りで最新の論文や教科書を読む
「輪読会」を行っています。
エビデンスに基づいた確かな情報をもとに最大限の効果を期待し
日々の診療を行っていきたいと考えています。
今週のテーマは「エビデンスに基づいたプラークコントロールの効果について」です!
2017年1月30日 カテゴリ:スタッフ・院内紹介
志津ココロ歯科
副院長の天沼です。
生えてくる歯が近接しすぎると、歯が重なって生えてしまいます。
近年現代人の顎は過去のデータと比べると小さくなってきています。
そのため、歯がはえるスペースが十分になく、重なることが多くなったと言われています。
歯の重なりがあると見た目の問題だけでなく虫歯や歯周病の原因となる
磨きのこしが多くなりがちです。
生えるスペースが足りない場合は“拡大装置”を使って歯が生えるスペースを確保します。
2017年1月17日 カテゴリ:矯正治療
志津ココロ歯科 副院長の天沼です。
あけましておめでとうございます。
ご挨拶が遅くなってしまいましたが
本年もよろしくお願いします。
今日はインプラントの前日の準備について
少し触れたいと思います。
インプラントは今まで機能していた歯を失ってしまった場合
歯の代わりに人工の歯を埋入する治療です。
外科の処置が必要なため、徹底的な感染予防をする必要があります。
ココロ歯科では、インプラント手術の準備として
前日お部屋をきれいに清掃するところから始めます。
当日の直前の清掃だと、どうしても一度舞い上がったホコリが落ち着くまで
時間がかかってしまいます。
前日に掃除機がけ、拭き掃除を終わらせ空気清浄機をかけて
患者様をお迎えする準備を整えます。
掃除機がけが終わった後は写真のように当日の清掃スタッフに伝わるように工夫をしています。
使用する器具はもちろんですが、外科処置をする環境を
整えることも大切ですので
当日このお部屋はインプラントの処置が終わるまで、
他の患者様が出入りすることはありません。
志津ココロ歯科では
徹底した感染予防を心掛けています。
2017年1月14日 カテゴリ:スタッフ・院内紹介, 歯の健康ブログ
志津ココロ歯科 副院長の天沼です。
口の中の唾液は一日に成人で約1~1.5ℓ分泌されると言われています。
唾液の主な働きは
潤滑作用、消化作用、歯の保護作用、粘膜修復作用、洗浄作用
緩衝作用、抗菌作用の7つの働きがあります。
その中でも虫歯の予防に働く作用は緩衝作用と洗浄作用です。
お口の中のPHを正常に保って歯が溶けだすのを防ぎます。
潤滑作用は口の中を円滑にして飲み込みなどを助けます。
消化作用は食物などに含まれるでんぷんを糖にかえる作用があります。
当たり前のように出てくる唾液ですが年齢や疾病によって量が減ります。
量が減ることにより虫歯が増えるというケースもありますので
唾液はお口の中でとても大事で欠かせないものなのです。
2016年12月27日 カテゴリ:歯の健康ブログ
志津ココロ歯科 副院長の天沼です。
今日はクリスマスですね。
ココロ歯科でも、志津にあるBell’s Heartさんのケーキをいただきながらお祝いをしました。
ジャンケン大会で決めたケーキを平等に平和にいただきました。( ´∀` )
美味しかったです!
診療終了後はクリスマスディスプレーの片付けです。
今度出すのはまた1年後、来年はどんな年になるでしょう♪
来年度入社予定のスタッフも決まってきています。
みんなでいい年にしたいです。
2016年12月25日 カテゴリ:スタッフ・院内紹介, 地域の方々と共に
志津ココロ歯科 副院長の天沼です。
突然ですが、皆さんはお酒を飲むとすぐ赤くなる「お酒に弱い人」ですか?
それとも変わらず、ずーーーっと飲み続けられる「お酒に強い人」ですか?
日本人の約4割がアセトアルデヒドの分解が遅く、すぐ赤くなる“不活性型”にあたります。
残念ながら私もその中の一人です。
何が残念かというと、お酒の席での楽しい雰囲気を楽しめないというのもありますが
(私はお酒なしでも楽しめますが♪)
アセトアルデヒドの分解が遅い“不活性型”の場合、アセトアルデヒドの分解が早い“活性型”に比べ
歯周病のリスクがなんと4.28倍になるということがわかりました。
けっこうはっきりとした数値でショックですね。
このほか、タバコや血糖値の上昇なども歯周病のリスクを高めます。
リスクが高い患者様には、定期的に歯科医院でのクリーニングを行っていただくことを
是非おすすめいたします。
2016年11月20日 カテゴリ:歯の健康ブログ
志津ココロ歯科副院長の天沼です。
先日商業誌に院長のインタビューが掲載されました。
より厳格な滅菌を可能にするため、院内消毒室を改装した際のインタビューです。
“院内感染”についての院長の思いが掲載されていますので一部掲載させて頂きます。
以下インタビュー掲載文より抜粋
近年、日本の歯科医療現場においても医療安全やリスクマネジメントに対する意識は高まりつつあります。
しかし、“感染”は目に見えないものであるため、それをリスクとしてとらえづらいことや診療報酬の問題など
さまざまな要因から日本ではまだまだ一般的な広がりを見せていないのも事実です。
中略
針刺し事故などからスタッフを守る意味においても、ICウォッシャーの導入は非常に大きかったと思っています。
それは針刺しのような小さな怪我から感染事故に繋がることもあるためです。
スタッフの安全の確保こそ感染管理の基本となると考えています。
心を込めた診療をカタチにするにはどうすればいいのか…。
患者さんの口の中に入り、患者さんの血液に曝される歯科器具だからこそ
世界的な水準に合わせたインフェクションコントロールの取り組みを
当院ではこれからも行っていきたいと考えています。
2016年11月13日 カテゴリ:スタッフ・院内紹介, 地域の方々と共に, 歯の健康ブログ
志津ココロ歯科 副院長の天沼です。
今日は、東京医科歯科大学にて日本臨床歯周療法集談会の
第33回学術大会に参加してきました。
歯周治療のゴールとは?を議題に貴重なお話を聞くことができました。
歯周病は完治が難しい厄介な病気です。
・歯周病になるリスクを減らすこと(タバコ、お酒、血糖値の管理等・・・)
・原因となるバイオフィルムの定期的な除去(歯科医院での定期的は歯のクリーニング)
・原因となる菌叢を特定する(細菌検査を行う)
など、歯周病の基本治療の目的は徹底した原因の除去です。
病気とうまく付き合いながらなるべく長くご自身の歯でお食事やおしゃべりを
楽しんでいただければと考えています。
今日学んだことはスタッフ間で共有し、日々の臨床に生かしてまいりたいと思います。
2016年11月6日 カテゴリ:歯の健康ブログ