なんでもよく噛んで食べられる人の脳の認知機能
志津ココロ歯科 副院長の天沼です。
平成27年「国民健康・栄養調査」によると
なんでもよく噛んで食べられる人の割合は
40歳〜49歳 :93%
50歳〜59歳 :85%
60歳〜69歳 :75%
70歳以上 :63%
という結果になりました。
歯の喪失本数を年齢別にみても50歳前後にお口の健康の曲がり角があり喪失本数が増える傾向にあります。
噛むことと認知機能は大変密接な関係があります。
噛むことで脳の中の血流が増えるので、認知機能が活性化されることがわかっています。
歯がほとんどなく入れ歯を入れていない人(自分が噛んでいることを脳が認識しづらい人)ほど認知症になりやすく
しっかり自分の歯で噛めている人ほど認知症を発症しにくいというデータがあります。
歯を失ってしまった方でも入ればやインプラントなどでよく噛むことで脳の活動を活発にすることが
できるのです。
2019年3月22日 カテゴリ:歯の健康ブログ