残念なケース
もっと早く来ればよかったですね・・・
先日お会いした患者様がこのようにおっしゃいました。
患者様にとっても、私たちにとっても一番つらい瞬間です。
この時は
「この歯はもう残せませんよ。」そうお伝えしなければならなかったのです。
いつもいつも思うのですが
一番悔しいのが歯がぐらぐらしている状態で来院されるケースです。
ぶつけて、けがしてグラグラしたわけではありません。
歯周病が進行して骨の支えがなくなりぐらぐらしているケースです。
歯周病の多くは長年かけて進行します。
早く気が付いて治療を開始すればくい止められることがほとんどです。
定期的に検診を受けて、早期発見していれば残せたかもしれないケースは
本当に悔しいしできれば治療する側も抜きたくない。
私たちもさらに、今以上に歯周病の怖さを啓蒙していかなければならないと感じました。
2015年11月13日 カテゴリ:歯の健康ブログ