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歯磨き上手な子に育てるには  〜巧緻性を育てる〜

志津ココロ歯科 副院長の天沼です。

将来虫歯や歯周病にかからない、強くて健康的は口の環境を作るには

上手に歯の汚れを落とすことが不可欠です。

幼少期から歯磨きの習慣をつけることはもちろんですが、指先の巧緻性(手先の器用さ)

を育てることも大切です。

巧緻性が育っているかは

「塗り絵をなるべくはみ出さずに指示通り塗ることができるか」

を一つの指標として判断することができるでしょう。

 

塗り絵を上手に塗るためには

①クレヨンをしっかり把持するための握力

②塗りたいところに色を運ぶための運筆力

③指示に従うことができる理解力

の三つが必要になります。

 

(歯磨きをやりたがるかどうかは別として)理解力が進み2語文程度の指示に従えるようになったら

徐々に歯磨き指導を始めます。

握力や巧緻性はその前からトレーニングしておくことができます。

ウィズおもちゃ

写真は赤、青、黄色、緑のテープを貼ったワイヤーネットに同じ色の洗濯バサミを挟むというココロ歯科保育室スタッフの手作りおもちゃです。

8か月ころ~2歳ころのお子様を対象に使用していただいています。

洗濯バサミを開く動作で握力を鍛え、歯ブラシを把持するのに必要な握力を鍛えます。

この握力や運筆力は歯磨きの時にも必要になります。32AFA562-96D7-4CEC-9BE1-F86A8253C993

小さなトングやピンセットで細かいものを運ぶ動作も歯磨き指導の前のトレーニングには最適です。

*ビーズや豆など細かいものをトレーニングに使用するときは必ず保護者の管理のもと行なってください。

なんでも口に入れなくなってから行いましょう。

 

2017年6月30日 カテゴリ:子供の虫歯予防, 歯の健康ブログ

定期検診とは

志津ココロ歯科 副院長の天沼です。

 

虫歯ができた、歯を白くしたい、歯茎から血が出る・・・

 

歯医者に通う理由は様々です。

でも、皆さんにオススメしたいのが定期検診です。

 

定期検診とは・・・?

定期的に歯医者に通って歯の健康診断を受ける事。

 

定期検診の目標は、セルフケアの確立です。

セルフケアを確立する。とは自分で自分の歯の健康を守れるようになるという事。

治療の延長線上に定期検診を置くのではなく、セルフで歯の健康を守る。私たちはそれをサポートをする。

つまり予防を出発点とするシステムを私たちは作っていきたいと考えています。

 

歯医者は悪くなった時に行く場所ではなく、悪くならないように健康を保つため、また美しさを保つために通う場所に変わっていきたいと考えています。

 

 

2017年6月14日 カテゴリ:歯の健康ブログ

義歯にも歯石が付きます

こんにちは

副院長の天沼です。

 

毎日お食事やおしゃべりのために使用する入れ歯も

 

ご自身の歯と同じようにお掃除をしなければ歯石がついてしまいます。

Image

食器と同じでたんぱく質の汚れはなかなか落ちにくいので

 

入れ歯洗浄剤に浸けて毎日洗浄して使用してください。

 

入れ歯に付着した菌が原因で肺炎など重篤な症状を起こす危険もあります。

 

眼鏡などを洗浄する超音波洗浄器を併用するとより効率的に落とすことができますよ。

 

2017年3月18日 カテゴリ:歯の健康ブログ

インプラントの前日は

志津ココロ歯科 副院長の天沼です。

 

あけましておめでとうございます。

ご挨拶が遅くなってしまいましたが

本年もよろしくお願いします。

 

 

今日はインプラントの前日の準備について

少し触れたいと思います。

 

インプラントは今まで機能していた歯を失ってしまった場合

歯の代わりに人工の歯を埋入する治療です。

 

外科の処置が必要なため、徹底的な感染予防をする必要があります。

 

ココロ歯科では、インプラント手術の準備として

前日お部屋をきれいに清掃するところから始めます。

 

当日の直前の清掃だと、どうしても一度舞い上がったホコリが落ち着くまで

時間がかかってしまいます。

前日に掃除機がけ、拭き掃除を終わらせ空気清浄機をかけて

患者様をお迎えする準備を整えます。

インプラント前に1

掃除機がけが終わった後は写真のように当日の清掃スタッフに伝わるように工夫をしています。

インプラントの前日は2

 

 

使用する器具はもちろんですが、外科処置をする環境を

整えることも大切ですので

当日このお部屋はインプラントの処置が終わるまで、

他の患者様が出入りすることはありません。

 

志津ココロ歯科では

徹底した感染予防を心掛けています。

 

 

2017年1月14日 カテゴリ:スタッフ・院内紹介, 歯の健康ブログ

唾液の役割

志津ココロ歯科 副院長の天沼です。

 

口の中の唾液は一日に成人で約1~1.5ℓ分泌されると言われています。

 

唾液の主な働きは

 

潤滑作用、消化作用、歯の保護作用、粘膜修復作用、洗浄作用

 

緩衝作用、抗菌作用の7つの働きがあります。

 

その中でも虫歯の予防に働く作用は緩衝作用と洗浄作用です。

 

お口の中のPHを正常に保って歯が溶けだすのを防ぎます。

 

潤滑作用は口の中を円滑にして飲み込みなどを助けます。

 

消化作用は食物などに含まれるでんぷんを糖にかえる作用があります。

 

当たり前のように出てくる唾液ですが年齢や疾病によって量が減ります。

 

量が減ることにより虫歯が増えるというケースもありますので

 

唾液はお口の中でとても大事で欠かせないものなのです。

2016年12月27日 カテゴリ:歯の健康ブログ

歯周病のリスクが4倍に!

志津ココロ歯科 副院長の天沼です。

 

突然ですが、皆さんはお酒を飲むとすぐ赤くなる「お酒に弱い人」ですか?

それとも変わらず、ずーーーっと飲み続けられる「お酒に強い人」ですか?

 

日本人の約4割がアセトアルデヒドの分解が遅く、すぐ赤くなる“不活性型”にあたります。

残念ながら私もその中の一人です。

 

何が残念かというと、お酒の席での楽しい雰囲気を楽しめないというのもありますが

(私はお酒なしでも楽しめますが♪)

アセトアルデヒドの分解が遅い“不活性型”の場合、アセトアルデヒドの分解が早い“活性型”に比べ

歯周病のリスクがなんと4.28倍になるということがわかりました。

けっこうはっきりとした数値でショックですね。

 

このほか、タバコや血糖値の上昇なども歯周病のリスクを高めます。

リスクが高い患者様には、定期的に歯科医院でのクリーニングを行っていただくことを

是非おすすめいたします。

2016年11月20日 カテゴリ:歯の健康ブログ

ココロ歯科院長インタビュー

志津ココロ歯科副院長の天沼です。

先日商業誌に院長のインタビューが掲載されました。

より厳格な滅菌を可能にするため、院内消毒室を改装した際のインタビューです。

“院内感染”についての院長の思いが掲載されていますので一部掲載させて頂きます。

 

以下インタビュー掲載文より抜粋

 

近年、日本の歯科医療現場においても医療安全やリスクマネジメントに対する意識は高まりつつあります。

しかし、“感染”は目に見えないものであるため、それをリスクとしてとらえづらいことや診療報酬の問題など

さまざまな要因から日本ではまだまだ一般的な広がりを見せていないのも事実です。

中略

針刺し事故などからスタッフを守る意味においても、ICウォッシャーの導入は非常に大きかったと思っています。

それは針刺しのような小さな怪我から感染事故に繋がることもあるためです。

スタッフの安全の確保こそ感染管理の基本となると考えています。

心を込めた診療をカタチにするにはどうすればいいのか…。

患者さんの口の中に入り、患者さんの血液に曝される歯科器具だからこそ

世界的な水準に合わせたインフェクションコントロールの取り組みを

当院ではこれからも行っていきたいと考えています。

 

2016年11月13日 カテゴリ:スタッフ・院内紹介, 地域の方々と共に, 歯の健康ブログ

歯周病勉強会に参加してきました

志津ココロ歯科 副院長の天沼です。

今日は、東京医科歯科大学にて日本臨床歯周療法集談会の

第33回学術大会に参加してきました。

歯周治療のゴールとは?を議題に貴重なお話を聞くことができました。

 

歯周病は完治が難しい厄介な病気です。

・歯周病になるリスクを減らすこと(タバコ、お酒、血糖値の管理等・・・)

・原因となるバイオフィルムの定期的な除去(歯科医院での定期的は歯のクリーニング)

・原因となる菌叢を特定する(細菌検査を行う)

など、歯周病の基本治療の目的は徹底した原因の除去です。

 

病気とうまく付き合いながらなるべく長くご自身の歯でお食事やおしゃべりを

楽しんでいただければと考えています。

今日学んだことはスタッフ間で共有し、日々の臨床に生かしてまいりたいと思います。

2016年11月6日 カテゴリ:歯の健康ブログ

舌みがきで口臭を減らそう!

志津ココロ歯科 副院長の天沼です。

 

数ある口臭の原因の中で、1番多い原因は『舌の汚れ』です。

 

舌についた汚れはうがいだけではなかなか取れません。

 

舌の汚れを取る専用の補助器具で落とすことをお勧めしています。

 

舌は決して磨きすぎないでください

 

舌の表面は柔らかくブラシで磨くと細かい傷がつきやすく

 

傷がつくとそこにまた汚れがつきやすくなってしまいます。

 

できるだけ優しく磨いてください。

 

ココロ歯科ではブラシタイプのモノではなく、プラスチックタイプのクリーナーをお勧めしています。

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2016年6月19日 カテゴリ:歯の健康ブログ

デンタルリンスの効果

志津ココロ歯科 副院長の天沼です。

 

「うがいの液(デンタルリンス)は使ったほうがいいですか?」

 

とご質問いただくことがあります。

 

市販の一般的なものの場合、歯の表面にへばりつく汚れの内部まで

 

この液が浸透していくことはありません。そのため液の効果を100%期待するのは難しいと考えています。

 

商品名に『液体ハミガキ』と記載されているものもあって、わかりにくいのですが

 

へばりついている汚れ(プラーク)はうがいをするだけでは取れないので

 

デンタルリンスにハミガキほどの効果は求められません。

 

では、デンタルリンスは意味ないのでしょうか…?

 

デンタルリンスには一部の細菌に対する殺菌効果があり50%〜90%の菌を殺菌する効力があります。

(殺菌効果はメーカーによって異なる)

 

しかし、菌は30分で2倍に増殖するため、90%の殺菌をされたとしても

 

2時間もしないうちに元の菌量に戻ってしまいます。

 

忙しくて中々ハミガキできない時などにあくまでも補助的にご使用ください。

 

数あるデンタルリンスの中でどれを購入していいか迷ってしまう…

 

という方には殺菌効果に優れたこちらのデンタルリンスをお勧めしています。

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2016年6月13日 カテゴリ:歯の健康ブログ

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